【園田JC】ノブタイザン初重賞V

 「園田ジュニアカップ」(31日、園田)

 断然人気のノブタイザンが、逃げ込みを図る2番人気のブルーウィザードをゴール寸前、半馬身差とらえ、初の重賞制覇。鞍上の杉浦健太は10月の兵庫若駒賞に続き、重賞通算2勝目。3着は10番人気のアサクサセーラだった。

 痛恨の出遅れでスタート直後、最後方となったノブタイザン。絶好のスタートから、ブルーウィザードがエクスペクトパレスとのハナ争いを制して主導権。行き脚がついたタイタイザンも中団後位に進出。しかし向正面で鞍上が手綱を押すもタイザンの行きっぷりはひと息。杉浦は「スタートはいつもいい方ではない。(向正面)もっと動くと思っていたが、反応が悪くヒヤヒヤした。ゴール前良く伸びてくれた」と、ホッとした表情。最後の最後で差し切った。

 地元で初の重賞制覇となった碇清次郎師は「スタートで出遅れ、向正面で反応が悪く、4角では大外回りとなったし、心臓に悪い。よく勝ってくれた」と、胸をなで下ろした。2歳王者の称号を手にしたノブタイザン。同オーナーの兵庫若駒賞馬・マイタイザンとともに16年の“兵庫3冠ロード”をけん引する。

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