「勝島王冠・Ｓ３」（２５日、大井）

　スタートから先行した２番人気のムサシキングオーが、３角から先頭に立って押し切り、「東京大賞典・Ｇ１」（１２月２９日・大井）の優先出走権を獲得した。鞍上の笹川翼と人馬ともに、うれしい重賞初制覇。２着は３番人気のファルコンクロウ、３着には５番人気のアウトジェネラルが入った。

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　ムサシキングオー（１着）「先頭に立つのが早かったので、我慢してから残り１Ｆを懸命に追いました。この馬にタイトルをプレゼントできたことが、何よりうれしいですね」（笹川翼）

　ファルコンクロウ（２着）「内枠だったが、うまくバラけてくれて良かった。直線に入った時は勝てるかと思ったのだが…」（達城龍）

　アウトジェネラル（３着）「外へ出したかったが、器用でない分、持ち出せなかった」（矢野貴）

　プレティオラス（６着）「道中少し行かせて、いつもの脚が使えればと思ったのだが…。道中ためきれていない分、伸びきれなかったのかも」（本橋孝）