【ジャパンC】ゴールド万全

 「ジャパンC・G1」(29日、東京)

 G1・6勝馬のゴールドシップは美浦から駆けつけた横山典を背に18日、栗東坂路でシュテルングランツ(4歳1000万下)と併せ馬を行った。僚馬を追走して残り2Fで並びかける。手綱をしごかれると、一気に突き放し、ラストは弾むような脚さばきを披露。4F51秒3-37秒2-12秒3を計時し約5馬身先着した。

 鞍上は「良かったですね。順調のひと言。きょうはまたがったときのリラックス感も良かった」と満足げ。須貝師も「すごかったね。バッチリ。体や動きを見ても自分の想定以上になっている。全身を使った低い走りになっていたし、いいときの(ゴールド)シップだね」と声を弾ませた。

 出遅れた宝塚記念15着以来の実戦となるが、横山典は「攻め馬は気分良くいけたし、普通に走れるというところに近づいている。1日1日を無事に終わることが一番。その積み重ねだからね」と言い切る。万全の状態で秋初戦に挑む。

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