【関屋記念】アリオンV夏のマイル王へ

  「関屋記念・G3」(16日、新潟)

 659メートルの日本一長い直線も何のその。逃げの手に出たレッドアリオンが後続の追撃を振り切り、今春のマイラーズC以来となる重賞2勝目を手にした。

 「少頭数だったし、スローになると思っていたので逃げることも頭にありました」と川須は汗をぬぐう。グレード制導入の84年以降では10年レッツゴーキリシマ以来、5年ぶり6頭目の関屋記念逃げ切りVとなった。「ここ最近では一番の行きっぷりだったので、無理にケンカするよりも馬の気持ちを大事にと思って乗りました」と胸を張る。ラスト200メートルではいったん後続につかまりかけたが、「そこから根性を出して、もうひと伸びしてくれましたね」と相棒の奮闘をたたえた。

 小倉競馬場でテレビ観戦となった橋口弘師は、昨年の異父兄クラレントに続く連覇を決めた。「直線でつかまって一巻の終わりかと思ったが、そこから突き放してくれた。相当能力があるね」と笑顔。自身も新潟での重賞7勝目となり、畠山重則元調教師の歴代トップ記録に並んだ。「2、3番手の競馬を考えていたが、鞍上が自分のペースを守ってくれたね」と、その騎乗ぶりを称賛した。

 次走は京成杯AH(9月13日・中山)で、サマーマイルシリーズの覇者を狙う。指揮官は「兄も最初の中京記念が駄目(着順も同じ8着)で、最後は(京成杯AHを制し)王者になれた。同じように狙いたいね」とキッパリ。全7勝中4勝を挙げる相性ピッタリのコンビが、夏のマイル王へ照準を定めた。

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