【小倉記念】プリメーラ重賞初Vへ順調

 「小倉記念・G3」(9日、小倉)

 悲願の重賞タイトル奪取へ。小倉初参戦となるウインプリメーラが好ムードだ。「硬い馬場が得意だし、小回りで平たんな小倉は合いそう。今回はいいところがあると思うよ」と主戦の和田が自信をのぞかせる。

 一瞬、勝利を手にするかに見えた前走のマーメイドS。直線半ば敢然と抜け出したものの、最後は外を伸びた3頭にかわされ0秒2差の4着に終わった。大久保師は「直線では馬場の悪いところを通っていたからね。でも、決して残念な内容ではなかった。希望の持てる競馬だったと思う」と前を向く。「競馬のセンスがいいから、今回も3、4角でいいポジションにつけていればチャンス」とVシーンを描いている。

 短期放牧後、台風の影響で栗東への帰厩に時間を要するアクシデントはあったものの、状態に影響はなかった様子だ。1週前追い切りでは栗東坂路で4F53秒2-38秒3-11秒9。鋭くしまいを伸ばしてアサクサティアラ(5歳1000万下)をちぎった。「少し体重が減っていたみたいだけど、うまく調整できているね。抜け出してフワフワするところがあるので、競馬ではそこに気をつけたい」と和田は意欲。重賞初制覇を果たし、夏の主役へと躍り出る。

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