【ラジオN賞】キャンベル進化みせる

 「ラジオNIKKEI賞・G3」(5日、福島)

 デビューから2連勝中のキャンベルジュニアは2日、美浦Wで僚馬レアリスタと併せ馬を行い、4F55秒9-41秒1-13秒3で併入。切れのある走りを見せた。「前走からレース間隔はそれほどあいていないし、先週、今週と追い切りをやって体調は整っている」と橋本助手。いい形でレースを迎えられる。

 前走の夏木立賞は首差で制した。「もう少し切れるかと思った」と内容に物足りなさを感じつつも「初戦との比較でレースぶりは良化していた」と成長ぶりを評価する。実戦3戦目の今回はさらなる進化が見込める。

 7月27日生まれの豪州産馬。遅生まれのハンデはあるが、堀厩舎は同じ南半球産のロックドゥカンブで07年にこのレースを制した実績がある。「遅生まれでデビューも遅かったが、ここまでは順調」と手応えをつかむ。無傷の3連勝で重賞Vを果たした先輩に続けとばかりに勇躍、みちのくに乗り込む。

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