【NHK】橋口弘師ユタカとV2決める

 「NHKマイルC・G1」(10日、東京)

 狙い澄ました一戦をきっちりモノにする。現役最多のJRA重賞94勝を誇る橋口弘厩舎は、春の3歳マイル王決定戦へ5年連続14回目の参戦。レースの特徴を熟知する師が「勝ちに行く」と強気なのがダノンメジャーだ。出走が可能だった皐月賞をあえてパスして、復調気配を示した前走のあとはここに照準をピタリ。このレース3勝を誇る武豊を鞍上に迎えて、府中の直線を鮮やかに突き抜ける。

 今年でひと区切りの20回目を迎える3歳マイル王決定戦。橋口弘厩舎は過去19回で15頭の最多出走を誇る。約半数となる8頭が掲示板に載り、1勝、2着1回、3着2回の好成績。06年ロジック以来のVを目指し、当時の鞍上・武豊との初コンビで今年送り出すのがダノンメジャーだ。

 デビュー2連勝を決めて京都2歳Sでも2着に健闘するなど、早くからクラシック候補と評判になった一頭。その後は着外が続くが、前走のスプリングS(5着)の内容に橋口弘師は復活の兆しを感じたという。「レースぶりから、マイルならもっといいレースができるな、と。だから皐月賞ではなくここへ」と説明する。過去の分厚いレース経験から“勝算あり”と判断し、クラシックではなくマイルG1を選択した。

 5日は栗東坂路で4F63秒6-15秒7を計時。力強く駆け上がり好調をアピールした。「状態はいい。前走は調教再審査の影響があったと思うからね。今回はここを目標にいい仕上げができている」とは赤木助手だ。

 2走前の共同通信杯(6秒2差12着)はゴール入線後に鞍上が下馬したように、異変を感じて無理をしなかったもの。仕切り直しとなった前走と比べて、今回は調整過程が大きく違う。「マイルは乗りやすいし、メンバー的にも抜けた馬はいない。もともと好位で流れに乗れるスピードもある」と仕上げ人が距離への対応に手応えをのぞかせれば、トレーナーも「勝ちに行く」と胸を張る。来年2月いっぱいで定年を迎える名伯楽にとって、今年が最後の挑戦。厩舎2頭目のVへ手応えは十分だ。

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