【フローラS】フラワー樫切符つかむ
「フローラS・G2」(26日、東京)
クラシックへの道はあきらめない。ナガラフラワーがオークス出走を目指し、重賞にチャレンジする。
前走のすみれSはレースでは好位を追走したが、掲示板すら確保できずに6着止まり。馬体は444キロとデビュー戦と比べて22キロも減っていた。高橋亮師は「新馬戦は余裕をもった作りだったのは確かですが、それを考えても2戦目(エルフィンS2着=448キロ)でごっそり減ってしまいましたから。前走もさらに減って体が寂しく見えました。敗因は道悪よりもそのあたりにあると思うんです」と振り返る。
すみれSの後はすぐに短期放牧に出した。わずかな期間を使って緊張を解きほぐし、馬体を戻すべく、リフレッシュを図った。
「現時点で464キロ。徐々に体は戻ってきていますし、レースで10キロぐらい増えていてほしいですね。長距離輸送などクリアしなければならないことは多いですが、将来性は高い馬だと思っていますから。だから、ここにチャレンジすることを決めました」と力を込める。減っていた馬体さえしっかりと戻すことができれば、優先出走権の獲得も十分可能だ。