「クイーンエリザベスＳ・豪Ｇ１」（１１日、ロイヤルランドウィック）

　世界の壁は厚かった。日本から出走した池江厩舎の２頭、トーセンスターダムとトゥザワールドはそれぞれ５、１２着に敗退。スターダムは勝負どころから早めに動いて見せ場こそつくったものの、最後は力尽きる形に。またトゥザは僚馬の直後を進んだが、直線ではやや窮屈なスペースに入ったことも影響したのか、最下位でゴールを駆け抜けた。

　なお、勝ったのは日本でもおなじみのウィリアムズが騎乗した豪州馬クライテリオン。３月２１日のジョージライダーＳ・豪Ｇ１ではリアルインパクトの２着に好走していた。さらに２着は、１３年春の天皇賞３着馬レッドカドー。同馬は天皇賞・春（５月３日・京都）に選出されている。