【根岸S】ロゴタイプ初砂も太鼓判

 「根岸S・G3」(2月1日、東京)

 重心の低いフォームでぬかるんだチップを楽々とクリア。初のダート戦に挑む13年皐月賞馬ロゴタイプが28日、美浦Wで躍動した。オウケンブラック(4歳1000万下)の外に馬体をかぶせながら進むと、馬任せの内容で6F80秒4-36秒6-12秒6のタイムで併入。「時計が速いのはコースの内を通った分もある。出来は引き続きいい」と田中剛師はうなずいた。

 クラシックホースのダート転戦は、07年皐月賞を制したヴィクトリー(フェブラリーS=15着)以来。異例のローテ選択には明確な根拠がある。「2歳時にミルコ(デムーロ)が“ダートも合いそう”と言っていた」と指揮官は振り返る。中間は砂の調教コースでの動きも確認。「ロゴタイプのパワーは発揮できる」と自信を持っての参戦だ。

 「スピードがあるから千四も問題ない。今後はここ次第」と好戦すればフェブラリーSへの参戦が有力。ドバイターフの予備登録も済ませており、芝路線の頂点も視野に入れている。オールラウンダーとしての可能性を広げるためにも、まずは確かな結果を残したい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス