【ホープフルS】シャイニングレイ完勝
「ホープフルS・G2」(28日、中山)
ディープインパクト産駒のシャイニングレイが好位から抜け出して、無傷の2連勝で重賞を制した。
今回は初コースに加えメンバーも大幅強化。厳しい条件を難なくクリアし、完勝劇を演じた。川田は「これだけのメンバーを相手に、これだけのレースをしてくれたからね」とパートナーをたたえた。
好位で上手に立ち回り、レースセンスの良さを示した。「能力が高いのは分かっていたが、それを出し切れるかどうかが問題だった」と高野師は振り返る。結果的にそれは杞憂(きゆう)に終わった。「精神的に強い馬。おどおどせず、どっしりとした感じで、安心して見ていられた」と指揮官は会心の勝利に笑みを浮かべる。
今後については「どこかトライアルを使って皐月賞(4月19日・中山)に向かう予定です」。皐月賞と同じ舞台で鮮やかな重賞Vを決め、クラシックの有力候補に名乗りを上げた。