「天皇賞(秋)・G1」(11月2日、東京)
スピルバーグが充実の5歳秋を迎えた。最終デモで29日、美浦坂路を馬なりで駆け上がり、4F56秒0-40秒8-14秒2をマークした。前走から中2週。強い負荷は必要ない。
動きを見た藤沢和師は予定通りの内容に満足顔。「あれで十分。使って確実に良くなっている」とうなずいた。これまで天皇賞・秋で4勝を挙げている名トレーナー。微妙なさじ加減での調整は経験済みだ。
前走、毎日王冠は0秒1差の3着。指揮官は「直線でごちゃついた」と力負けではないことをアピールする。「相手は強いが、チャンスはあると思う」と前を見据えた。