【凱旋門賞】昨年覇者トレヴ1番人気に

 「凱旋門賞・仏G1」(10月5日、ロンシャン)

 ジャスタウェイの人気が上昇‐。7月のG1・独ダービーを11馬身差で圧勝し、凱旋門賞の最有力候補と目されていたシーザムーン(牡3歳、独)が7日、本番前のステップとしてバーデン大賞・独G1(バーデンバーデン、芝2400メートル)に断然の1番人気として出走したが、伏兵アイヴァノウ(牡4歳、独)から3馬身差の2着に敗れ、デビュー5戦目で初黒星を喫した。

 この結果を受けて、英大手ブックメーカー・ウイリアムヒル社は出走予定馬のオッズを更新。レース前は単勝5倍で1番人気だったシーザムーンは、9倍の5番人気タイに。代わって1番人気(5・5倍)に浮上したのが昨年の覇者トレヴ(牝4歳、仏)で、オーストラリア(牡3歳、愛)、タグルーダ(牝3歳、英)が続く。日本馬ではジャスタウェイが、9倍の5番人気から8倍の4番人気に上昇。ハープスターは11倍、ゴールドシップは17倍でそれぞれ7、10番人気となっている。

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