【高松宮記念】ストレイト素質開花!
「高松宮記念・G1」(30日、中京)
絶対王者ロードカナロアの引退により、戦国時代に突入した短距離界。シルクロードSで重賞初Vを決めたストレイトガールの陣営は、一気の頂点奪取に手応え十分だ。
上半期の短距離王を決める一戦で大きな注目を集めているのが、9戦連続連対中のストレイトガールだ。芝6Fで14戦8勝、2着2回というキャリアを持つ5歳牝馬が、いよいよG1の舞台に立つ。
「計算通り。以前は体重が減りやすかったが、今は調教をやっても減らない。しっかりとできる、というのは強みですね」。栗東CWで1週前追い切りに臨んだ先週の19日。パワフルに加速してパートナーを置き去りにした動きを確認した藤原英師は声を弾ませた。
デビュー時(11年8月)に428キロだった馬体は、重賞初Vを決めた前走のシルクロードS出走時には452キロに。弱かった腰に力がつき、筋肉量も大幅にアップした。時間をかけて熟成させてきた成果が、ここにある。
昨年末の尾張S(1着)で中京の6Fは経験済み。「ここを見据えて中京を使ったが、かみ合ってきましたね。輸送もこなしてくれたし、精神的にも強くなってきたのは確か」と指揮官は手応えを口にし、さらに「オーナーの夢もあるし、体調を良くして臨みたい」と続けた。母ネヴァーピリオド(法人名義)、祖母フューチャハッピーは、いずれも廣崎オーナーの所有馬。引き継がれてきたその思いに応えたいと力を込める。信じた末脚に全てを託し、ゴール目がけて直球を投げ込む。
