【函館2歳S】アットウィル闘魂走だ
「函館2歳S・G3」(14日、函館)
姉弟連覇、厩舎3年連続Vへ。追い切りが11日、函館競馬場で行われ、アットウィルは岩田を背にWで併せ馬。高いレベルを求める鞍上は金曜日の“追試”を示唆したが、攻め駆けする僚馬に1馬身先着する力強い動きを披露した。昨年の全姉ファインチョイスに続いて、世代最初の重賞ウイナーとなるか。ストークアンドレイは川島を背にWで2馬身の先着。自慢の末脚で重賞タイトルを狙う。
姉弟連覇へ向けて、闘魂注入だ。岩田を背に、アットウィルが朝一番の函館Wに登場。トミケンアルドール(3歳500万下)を6馬身半追走してスタート。向正面で距離を詰め、コーナリングでとらえにかかる。直線に向いてすぐに僚馬をパスすると、鞍上の雄たけびとともに、右ステッキで最後までビッシリと追われて1馬身先着。5F67秒9‐38秒2‐13秒2の時計以上に、迫力のある最終リハとなった。
ただ岩田のジャッジは思いのほか辛口だ。「抜け出してから遊ぶのが気になるから、最後は右手前に変えた。きょうしっかりやれたし、動き自体はいいから、もう1回、金曜に味付けしたいな」と“追試”も示唆した。それも、重賞Vへの手応えを感じるからこそだ。「(全姉の)ファインチョイスほどの瞬発力はないが、この時期の2歳とは思えないぐらい落ち着いていて2歳離れしている。人に対して忠実。どんな流れでも対処できるし、展開に左右されないからね」と言い切った。
厩舎にとっては10年マジカルポケット、昨年の全姉に続く3連覇がかかる。領家師が「岩田は求めるものが高いからな。攻め駆けする相手に先着できたのは良かったし、昨年のファインチョイスより、こっちの方がだいぶ上」と絶賛すれば、鞍上も「時計も詰められるし、前回以上のパフォーマンスは見せられる」と力強い。今年も領家厩舎の素質馬が、函館2歳王者のタイトルを奪い取る。
