ショーンK ラジオで涙の謝罪

 経歴詐称が明らかになった経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)が19日、J-WAVEの番組で、「過ちの原因は私にあります」と涙で謝罪した。騒動後、肉声でのコメントは初めて。同氏が15年半にわたりナビゲーターを務めてきた番組「MAKE IT21」(土曜、後9時)は、騒動を受けて打ち切りが発表された。

 川上氏は午後9時からの番組冒頭から4分にわたり、涙で声を震わせ、鼻水をすすりあげながら、謝罪の言葉を述べた。「リスナーのみなさん、関係者のみなさん、このたびはとてつもないご心配とご迷惑をおかけして、お詫びの言葉も見つかりません。ただただ、心から申し訳なく思っています」と涙声で謝罪。

 「何をどのように伝えられても、今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの原因、その責任はこの私にあります」と反省の弁。落ち着いた低音ボイスは次第に乱れ、「このことを重く重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の停止を決意しました。リスナーの皆さん、長い間、毎週毎週聞き続けてくださってありがとうございます」と涙で声を震わせ、鼻水をすすりながら反省と感謝の気持ちを伝えた。

 川上氏は16日発売の「週刊文春」で学歴などの経歴詐称が報じられることを受け、15日にHPで経歴詐称を認めて謝罪。レギュラー番組の出演自粛を発表していた。

 川上氏の肉声謝罪後、J-WAVEの同番組の公式HPでも同日、番組の終了が告知された。また、「ショーンKさんのプロフィールの確認が不十分であったため、みなさまにご迷惑おかけ致しましたことをお詫び申し上げます」と謝罪が記された。

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