土屋アンナの舞台降板裁判、泥沼化へ

 歌手でモデルの土屋アンナ(30)が、主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」を降板、上演中止となったことに対し、約3000万円の損害賠償を求められた民事訴訟の第4回口頭弁論が15日、東京地裁で開かれた。

 裁判所は「土屋側が解決金210万円を払う」という和解案を提示。土屋側は受け入れの意向を示したが、原告の同舞台プロデューサー・甲斐智陽氏(63)は拒否。裁判は泥沼化し、来年1月26日には、土屋自身が出廷する可能性も出てきた。

 今回から再公開された裁判には、土屋の母で所属事務所社長の土屋真弓氏が初出廷し、甲斐氏と“直接対決”。閉廷後は報道陣に対応し「円滑かつ早期解決のため和解勧告をお受けしたいと思っていた。アンナも心を痛めている」と説明した。

 和解案は、原告が原案者の求めにも台本を長期間見せず、人格権を侵害したと認定。稽古に参加しなかった土屋側には、出演契約の解除を告げなかった落ち度を指摘したものの、ほぼ土屋側の言い分が通った内容だ。

 これに対し、甲斐氏は閉廷後「デタラメな勧告。ふざけんじゃない」とブチ切れ、代理人は土屋の証人申請も示唆した。真弓氏も「きょうはライブのリハーサルがあったけど、次回はスケジュール次第」と土屋の出廷に前向きな態度を見せた。

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