キムタク震災復興へ継続的支援呼びかけ

 SMAPの木村拓哉(41)が10日、都内で、テレビ朝日系主演スペシャルドラマ「宮本武蔵」(15、16日2夜連続放送、後9・00)の制作発表に出席した。会見後に取材に応じた木村は東日本大震災への思いを吐露。「復興はまだ形には、なっていないので早く形になれば」と継続的な支援を呼びかけた。

 未曾有(みぞう)の大震災から3年。災害後、復興支援を続ける木村は、「同じ歳月だとは思うんですけど、短く感じられた方もいれば、被災された方たちは、ものすごく長い時間だったと思う。前に進むに当たって、そういうズレ、国内における時差をなくしていけたら」。被災者の思いを全員で感じ取りながら未来に歩みを進めていくことを願った。

 木村は震災後にジャニーズ事務所が立ち上げた東日本大震災支援プロジェクト「Marching J」や、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の義援金呼びかけなどを通じて支援を続けている。また、CM出演中のトヨタ自動車の企画を通じてタレント・ビートたけし(67)とともに被災地に足を運んでいるという。

 被災地の現状を目の当たりにした木村は「復興という形にまだなっていないので早く形になれば」といい、「まわりの人間が無理やり、かじをとるものではないと思いますけど、今、自分たちにできることをしていくべきじゃないかな」と継続支援を呼びかけた。

 仕事を通じ被災者の心を癒やせればとの思いもある。15日から放送されるドラマでは宮本武蔵を熱演。「巌流島の戦い」「一乗寺下り松 76人斬り」といった過酷な殺陣を肉中心の食事に切り替え乗り切った。

 武蔵の成長を描いたヒューマンドラマ完成に心血を注いだ木村は、「どう力になるかは未知数ですが、見てもらったあとに、前向きに物事を考えていただけたら幸いです」と語り、わずかでも力になればと願っていた。

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