清原容疑者 覚せい剤受け取り状況供述

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)が、覚せい剤を受け取った状況の供述を始めたことが12日、警視庁への取材で分かった。ただ依然として入手先は明かしておらず、警視庁は引き続き携帯電話の通信記録を解析し入手経路を調べる。

 警視庁によると、清原容疑者は調べに対し、下を向いていることが多いが、覚せい剤を受け取った状況について供述を始めた。ただ、入手先を尋ねると黙り込むという。

 警視庁は、清原容疑者が逮捕前日の1日に群馬県方面に行っていたことを確認している。過去にも複数回、群馬や栃木に行った後に都内のホテルに入るという行動を繰り返しており、北関東で密売人と接触していたとみている。

 清原容疑者は既に所持容疑を認め、「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と使用についても供述している。尿から覚せい剤の陽性反応が出ており、警視庁は今後、使用容疑で再逮捕する方針。

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