南果歩 小林麻央の乳がんに驚き

 女優・南果歩(52)が16日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。市川海老蔵が9日に会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央の乳がんを公表したことについて「こんなに続くことがあるのかな、と(夫・渡辺謙と)2人で驚いた」と話した。

 南は今年2月、渡辺と夫婦で受けた人間ドックで乳がんが判明。ステージ1の初期のがんであることが分かり、3月に手術を受けた。海老蔵も1年8カ月前に、夫婦で受けた人間ドックで麻央の乳がんが判明したことを明かしていた。

 海老蔵の会見は、渡辺と2人で見ていたといい、「一言一言に思いの丈(たけ)が込められていて。本当に治療に専念していただきたいし、私たちも静かに見守るしかないなあと思います」と当事者だからの思いを伝えていた。

 南は自身の乳がんについて、自覚症状は「全く」なかったといい、「(自分では)見つけられないぐらい小さかった」と話した。組織検査のために、胸を切開してリンパも取ったことから「傷口は2カ所ある」と手術痕も残っていることを明かした。

 司会の宮根誠司から「(早期のがんだったから)逆に検査とか手術は簡単に済んだんですか?」と聞かれると、一呼吸を置き、「…(手術は)簡単に済む、と思っていましたけど、手術してみれば、大変だった」とさまざまな思いを込めながら話した。

 南は手術後の3月17日のブログで「早期だったとは言っても、乳がんという病には病巣を取り除いただけでは済まないデリケートな問題を多分に含んでいることを、実際に自身が当事者になって初めて理解しました」とつづっている。

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