生稲晃子 乳がんで右乳房全摘出

5年弱にわたり、乳がんで手術と治療を続けていることを告白した生稲晃子
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 女優・生稲晃子(47)が10日、ブログで5年弱にわたり、乳がんで手術と治療を続けていることを告白し、2年前に右乳房の摘出手術を受けていたことを明かした。10月末に乳房の再建手術を受けたという。

 ブログで「今日皆さんにお伝えしたいことがあります。2011年に乳癌と診断され、この5年弱の間、手術と治療を続けてきました。最初の手術から2度の再発、一昨年、右乳房全摘出手術を受けました」と5年近くにわたり、乳がんと闘ってきたことを明かした。

 公表を決めた理由について「長年レギュラーを務めさせていただいた健康番組でのお仕事がこの秋終了したことと、先月、失った右胸の再建手術をしていただいたことで、自分の中でひとつ区切りがつき…」と説明している。

 乳がんと診断された時よりも、再発を告げられたことが大きかったことを明かし、「再発という言葉を病院の先生からお聞きした時は、息ができないくらいショックでした。でも私には、まだ10歳にも満たない子供がいる、私の元に生まれてきてくれたこの子が成人するまでは負けてはいられない、頑張らなくてはとくじけそうになる自分に言い聞かせてきました」とつづった。

 生稲が10日発売の「女性自身」のインタビューで語ったところによると、11年4月28日の43歳の誕生日に乳がんが見つかり、同5月6日に乳がんの温存手術。12年夏にがん再発が見つかり、再び温存手術。13年10月、再び右乳房にがんが見つかり、3度目の温存手術を受けた。再発を防ぐため、同年12月27日に右乳房の全摘出手術を受けることとなった。

 03年に実業家と結婚し、06年に長女が誕生した生稲。4年6カ月にわたりがんを隠して仕事を続けてきた。術後は放射線治療、女性ホルモンを抑える投薬を受けているという。ブログの最後にはファン、スタッフ、家族への感謝の言葉を記している。

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