クラプトン新アルバムに故Gハリスン曲
故ジョージ・ハリスンが参加した楽曲がエリック・クラプトンのニューアルバム『アイ・スティル・ドゥ』に収録されることがわかった。エリックの公式ウェブサイトEricclapton.comにアルバムのトラックリストが発表され、楽曲『アイ・ウィル・ビー・ゼア』のクレジットの中にジョージのペンネーム「ラ・アンジェロ・ミステリオソ」が含まれているのだ。このペンネームは1969年のクリームのアルバム『グッバイ』に収録されたエリックの楽曲『バッジ』にジョージがギターで参加した際に使われていたものだ。
2001年に58歳という若さで亡くなったジョージとエリックは特に60年代に仲がよかったことで知られており、エリックがビートルズの1968年作『ホワイト・アルバム』の『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』に参加するほどだった。しかしながら、エリックがジョージの妻パティ・ボイドと恋仲となり、ジョージとパティの離婚2年後の1979年に結婚するという略奪劇を繰り広げたことから、2人の友人関係は一旦破綻した。とはいえ、最終的には仲をとり戻し友人として付き合いを続けていた。
通算23枚目となるアルバム『アイ・スティル・ドゥ』には、アルバム『スローハンド』でタッグを組んだグリン・ジョンズも参加しており、エリックは2人で一緒に作った曲に満足しているのだという。 「グリン・ジョンズと一緒に仕事することは長年やりたかったことだったんだ。偶然にも今年は『スローハンド』リリース40周年なんだよ!」
グリンは過去にザ・フー、イーグルス、レッド・ツェッペリンらトップミュージシャンを手掛けてきた。
2014年リリース作『ザ・ブリーズ~J.J.ケイルに捧ぐ』以来となる『アイ・スティル・ドゥ』は、5月20日に発売となる予定だ。
(BANG Media International)