ペンタングルのジョン・レンボーン死去

 ペンダングルのジョン・レンボーンが70歳で死去した。ジョンは26日(木)、スコットランドのホーイックにある自宅で心臓発作とみられる症状で死亡しているところを警察によって発見された。前夜に予定されていたグラスゴーでの公演に姿を現さなかったことを心配した同僚が警察に通報したことで発見に至ったという。ペンタングルのギタリストとして最も知られていたジョンだが、ソロアーティストとしても活躍の場を広げており、2011年には最後の作品となった『パレルモ・スノー』をリリースしていた。

 ジョンのマネージャーを25年間に渡って務めたデイヴ・スミスは「彼はただ伝説的人物でした。何に対してもやる気がある人でした。ウィズ・ジョーンズとのツアーを終えるところで、次の活動を楽しみにしていました。そして彼は素晴らしい教え役でもありました。週末には講師としてヨーロッパ中のワークショップを回って生徒達に教えていたものです」とその人物像を振り返った。

 ジョンは2011年に他界したバート・ヤンシュと共にペンタングルを1967年に発足したが、デイヴはジョンのソロ活動はペンタングルとしての活動同様に重要だったと続ける。「もちろんペンタングルがきっかけでジョンは有名になりました」「しかしソロ活動は長年続いてきたものです。とても特別な音楽のため、大反響を受けることはありませんでしたが、その影響力のある演奏スタイルによって世界的なファン層を獲得していたのです」

 フォーク界の大御所であるジョンには数々の追悼メッセージが寄せられており、セリーズ・マシューズはジョンが素敵な男性であったと悲しみのツイートをしている。「ジョン・レンボーンが亡くなったと聞いてとても悲しいです。とても愛情豊かな素敵な男性でした。ジョン、安らかにお眠りください。あなたと知り合いになれて光栄でした」(BANG Media International)

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