ザ・フーがバンド結成５０周年を記念して新曲をリリースするようだ。今年に５０年という節目を迎えたザ・フーはベスト盤となる『フー・ヒッツ５０』を発売する予定となっているが、その中には『ビー・ラッキー』という新曲も含まれることになるという。ザ・フーにとって８年ぶりの新曲となる『ビー・ラッキー』はマニック・ストリート・プリーチャーズのプロデューサーとしても知られるデイヴ・エリンガをはじめ、ウィルコ・ジョンソンとロジャー・ダルトリーがプロデュースしている。この夏にブリティッシュ・グローブ・スタジオとイエローフィッシュ・スタジオで収録されたという同曲には、ザ・フーのサポートメンバーとして知られるドラムのザック・スターキー、ベースのピノ・パラディーノ、キーボードのミック・タルボットが参加している。この新曲からの印税は、ロジャーとピート・タウンゼントが運営するチャリティ団体、ティーン・キャンサー・アメリカへ全額寄付される予定だ。

　そんなザ・フーは１１月３０日にスコットランドのグラスゴーからツアーを開始する予定になっており、ピートは以前意気込みをこう語っていた。「すごくやりたいんだ。ライブは得意だし満足感があるけど、普段は家とかスタジオで曲を書いているほど楽しめるものではないんだ。でも今回は大きな記念をなるものだからすごくやりたいんだよ．．．俺にとっては外で演奏することで５０周年を盛大に祝うことが重要なんだ」

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）