WEST.3大ドームツアー発表 魅力詰め込んだデビュー10周年ライブ 全力パフォで魅了

 観客を盛り上げるWEST.(左から)中間淳太、神山智洋、藤井流星、重岡大毅、小瀧望、濵田崇裕、桐山照史=横浜アリーナ(撮影・伊藤笙子)
 WEST.(前列左から)中間淳太、重岡大毅、桐山照史、(後列同)神山智洋、小瀧望、藤井流星、濵田崇裕(撮影・伊藤笙子)
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 7人組グループのWEST.が4日、神奈川・横浜アリーナでデビュー10周年の全国ツアー「WEST.10th Anniversary LIVE TOUR AWARD」を開催した。4日間6公演で、計9万人を動員した神奈川公演最終日の締めくくりには、グループとして初となるみずほpaypayドーム福岡での公演を含む3大ドームツアーを7月14日からスタートさせることも発表。2年ぶりのドームツアーで周年ツアーのラストを飾る。

 デビュー10周年を祝う式典を、1万5000人のファンとともに享受した。赤の緞帳(どんちょう)の向こう側からメンバーが姿を現し、重岡大毅(31)の「10周年の横アリラスト。ただのライブにはしねぇぜ!」という声を合図に、パワフルなライブが幕を開けた。

 デビューからの10年で培ってきた魅力を、ふんだんに詰め込んだ。藤井流星(30)が演出を担当した舞台では、デビューシングル「ええじゃないか」から最新シングル「ハート」まで、ファン投票も考慮した聞き応え満載のセットリストを構成。3年目となるアコースティックコーナーに加え、5年ぶりとなるライブでのコント披露では爆笑もさらった。また初の制御ライト導入など、会場の一体感を生み出す工夫にも挑戦した。

 ラストにはビッグサプライズも用意していた。アンコールを含めた全30曲の熱唱後、周年活動を締めくくる大阪、福岡、東京の3都市全8公演のドームツアー開催が発表されると、横浜アリーナが揺れるほどの大歓声が降り注いだ。

 大舞台へメンバーの心は躍る。重岡が「前回のドームツアーを越します」と予告すれば、桐山照史(34)も「アリーナとはまた違うWEST.を見せられるんじゃないか」。中間淳太(36)は「改名後一発目のドームライブ、楽しみたい」と語り、神山智洋(30)は「(初公演の)福岡がどういう雰囲気になるのか楽しみ」と心待ちにする。藤井は「アリーナとはまた違ったダイナミックな演出を入れたい」と構想を膨らませ、濵田崇裕(35)は「ドームツアーでもWEST.をさく裂させます」、小瀧望(27)は「WEST.という輪をもっともっと広げられるようなライブに」と意気込んだ。

 3大ドームで節目の10年を締めくくる次の10年へ。進化と飛躍に終わりはない。

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