Ｘ　ＪＡＰＡＮのギタリストで９８年に死去したｈｉｄｅさん（享年３３）のトリビュートコンサートが２日、神奈川・川崎市のクラブチッタで行われ、Ｘ－のＰＡＴＡ（５８）、ＳＯＰＨＩＡの松岡充（５２）、氣志團の綾小路翔（年齢非公表）ら１６組がゲスト出演した。

　ｈｉｄｅさんの命日に開催している恒例のメモリアルイベントで２６回目。二十七回忌＆生誕６０周年の今年は、ｈｉｄｅさんをリスペクトするアーティストが集結した。ファン１３００人も駆けつけ、天国へ届けと言わんばかりに激しいロックを届けた。

　盟友のＰＡＴＡは「ＴＥＬＬ　ＭＥ」、綾小路は「ｅｖｅｒ　ｆｒｅｅ」、松岡は「ＲＯＣＫＥＴ　ＤＩＶＥ」を披露。１６組による全１９曲のトリビュートステージでは、ｈｉｄｅさんの生前の映像が流され、演者たちと“共演”を果たした。

　ｈｉｄｅさんの共同プロデューサー・Ｉ．Ｎ．Ａ．氏は「ｈｉｄｅさんが亡くなって２６年。四半世紀もこうやって集まって頂けて、ｈｉｄｅさんはすごい人です」としみじみ。ｈｉｄｅさんの実弟で事務所社長の松本裕士氏も「色あせないｈｉｄｅの音楽がＺ世代まで届いていることに、僕らもビックリしている。日本が誇れるロックスターだった」と偉大さをかみしめた。