ZAZY「オカンが分かりやすく壊れた日」を振り返る 超スパルタ教育の父との板挟みで

 お笑い芸人のZAZYが4日にテレビ東京系で放送された「日本怪奇ルポルタージュ」で、勉強に対し、厳しすぎる指導を行っていた亡き父から守ってくれていた母が「分かりやすく壊れた日があった」と振り返った。

 ZAZYの父は地元で高校受験のための学習塾を経営していたが、今では考えられない超スパルタで地元から「ヤンチャをしたらそこに入れる」と恐れられていたという。体罰は当たり前、ZAZYは「衝撃だったのが、女子学生の頭をつかんで机にバーンッって。何回か見た」「(居残り勉強も)午前3時、4時まで残していた」と振り返った。

 当然、自分の子にもスパルタは向けられており、ZAZYは背中に包丁の先を突き立てられて「構文を覚えるまで寝るな、寝たら刺す」などと脅されていたといい、「オカンがおらんかったら僕は完全に壊れていた」と振り返る。

 父親とZAZYの間に入って仲裁をしていた母だったが「どこまでテレビで使えるか分からないけど、一回、オカンが分かりやすく壊れたなって日があった」と切り出した。

 詳細こそ伏せられたが「家に帰ってきたら警察から電話がかかってきて。車で事故したって」と母親が大けがをしたことがあったといい「自暴自棄みたいな。自分が自分の息子を守れへんみたいな板挟みで」と説明。すぐに父親と一緒にタクシーで病院に向かうも、その車中で父が驚きの発言をしたという。

 父は「ええか?お前が勉強せえへんとこんなことになんねん」と言い出したといい、ZAZYはあ然。「ヤバ…と思いましたよ。ヤバイこいつって。そこは無事でいてくれやろって。これを息子の勉強の脅しの材料に使うって尋常じゃない。そこから完全にオトンを見限った」と振り返った。

 幸いにも母親は命に別状はなく、無事に退院となったが、それから数年後、再び母親が「ビックリな行動」に出たという。

 ZAZYは「幼稚園から一緒の幼なじみがいるんですけど、そいつの家にオカンが『うちの子をもらってくれ』と。家では育てられないから養育費は出すから養子にしてくれと」と、母親の仰天行動を説明。自宅ではもう息子を守れないと思ったのか、まさかの養子依頼に行っていたというのだ。

 ZAZYは、このことは「次の日にそいつ(幼なじみ)から聞いた。お前んちのオカンが菓子折り持って養子にしてくれって。説得して帰ってもらったって」と振り返り。スタジオでZAZYの告白を聞いていた佐久間宣行氏は「お母さんも精神的な虐待を受けている状態、普通の判断はできないよね」と同情していた。

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