三浦瑠麗氏、宮台真司氏の襲撃事件「警察も威信をかけて捜査してほしい」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が30日、ツイッターを更新。社会学者の宮台真司氏が首を刺された事件について「言論をものする人が襲われるというのは、背景や動機が不明な場合でさえ自由に対する一定の抑圧となる」として、警察へ「威信をかけて捜査してほしい」と呼びかけた。

 宮台氏は前日、教授を務める東京都立大のキャンパス内で男性に頭を殴られ、首などを刺される重傷を負った。宮台氏を刺した男性は逃走しており、30日午後3時現在、捕まっていない。

 三浦氏はこの一報が入った29日にツイッターで「無事でおられますように。言葉もありません」とショックをにじませていたが、それから一夜明け、この日も「宮台真司さん襲撃事件の犯人にはまず自首してほしいし、警察も威信をかけて捜査してほしい」と訴え。

 「安倍さん、ラシュディさんへの襲撃もそうだが、言論をものする人が襲われるというのは、背景や動機が不明な場合でさえ自由に対する一定の抑圧となる」と安倍晋三元総理の銃撃などの例も挙げ「暴力の指弾、排除は自由な社会を成り立たせるための基礎」との考えをつぶやいていた。

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