橋下徹氏が反省「政治コメンテーター本当に無駄でした」総裁選の1回目投票の予想外れ
前大阪府知事の橋下徹氏が29日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。「2週間、僕も含めて、総裁選にずっとコメントしていた政治コメンテーター、本当に無駄でしたね」と自己反省した。
この日、投開票された自民党総裁選。党員票と国会議員票による1回目の投票は、岸田文雄前政調会長が1位、河野太郎行政改革担当相が1票差で2位となり、決選投票に臨んだ。
事前予想は、1回目は河野氏がリードすることが前提だったため、この時点で岸田氏の勝利は確定的。橋下氏は「安倍さん、麻生さん、甘利さん、二階さん…いわゆる自民党の重鎮たちの勝利というか、世代交代はうまく行かずに押さえ込まれたということなんでしょうね」としみじみ語った。
さらに橋下徹氏は「あと、僕、これだけは言いたいのはね。2週間、僕も含めて、総裁選にずっとコメントしていた政治コメンテーター、本当に無駄でしたね。全然、何の役にも立ってないですからね」と虚無感におそわれたような表情。司会の宮根誠司も「そうですね。見なきゃよかった。だいたい、1位河野さん、2位岸田さん、3位高市さん…岸田さんと高市さんが組んで…というのをずっと、やってましたからね」と同調した。
読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が「50年もやっていながら、ずっとやって反省があるのは、先入観というのはどうしてもあるわけ」と目算が外れたことを素直に認めた。宮根は「僕らもずっと注入されていったから。反省していただきたい」と苦笑いでツッコんだ。