ソフト豪代表の行動緩和案に専門家「ありえない」「バブル崩壊の大きな穴になる」

 俳優・坂上忍が7日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。東京五輪に出場するソフトボール女子オーストラリア代表の事前合宿地である群馬県太田市の清水聖義市長が、“バブル方式”の行動緩和を提案したことに、「この市長さんはどうしっちゃったの?」「根拠のないおもてなし精神みたいなので崩壊してはダメ」と反対した。

 選手団は1日に来日し、入国時に提出した活動計画書に基づき、宿泊先と練習会場の往復だけに行動が制限されているが、清水市長は、市内のショッピングモールなどで、開店前に買い物に行けるよう行動緩和を提案し、波紋を広げている。丸川珠代五輪相は4日の閣議後の記者会見で、「基本的にはお買い物に出ることは想定していない」としたものの、一方で「14日間たってからご検討の相談をしたい」などと、入国後14日間たてば、“応相談”ともとれる発言をしていた。

 昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏は「これはダメですね」「これはありえない」と入国後14日後からの行動緩和案にダメ出し。「バブルの外、中を守らなければいけませんので、14日間は(日本に)来られた方々は隔離。その後解いて(隔離を解除して)いいですよ、というのは一般の入国者への考え方」と一般の入国者と、五輪関係者の隔離措置は別ものと改めて説明。

 「これから東京オリンピック・パラリンピックで活動しなきゃいけない人たちを守るという意味では、そこをあけてしまっては、その人たちが感染するリスクが出てくる。バブル崩壊の大きな穴です。これはありえないことだと思います」ときっぱりNOを突きつけていた。

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