米山隆一氏、利用者発症2倍の調査結果に「疑わしい証拠に基づきGoTo止めるべき」

 米山隆一元新潟県知事が7日夜、ツイッターに新規投稿。「Go To トラベル」利用者の新型コロナ感染リスクが利用しなかった人の2倍などといった調査結果が、東大などの研究チームによってこの日、初公表されたことを受け、「『疑わしい証拠』に基づきGoToを止めるべき」と訴えた。

 米山氏は「GoToが感染拡大の原因となった事を学術的エビデンスのレベルで立証するには、その為の特別な調査が必要で、それがなされていない以上エビデンスがないのは当前です」と説明した上で、「しかし、この東大の研究の様に『疑わしい』レベルでの証拠は今後研究が進めば次々と出てくるでしょう」と推測した。

 さらに米山氏は連続投稿。「政府は、その様な『疑わしい証拠』では十分でないとして、『完全なエビデンス』が出るまで意思決定しない事を正当化していますが、私はそれは、政治の優先順位の決め方として完全に誤っていると思います」と指摘。「今現在感染拡大を止める事が急務である以上、『疑わしい証拠』に基づきGoToを止めるべきです」と見解をつづった。

 東大などの研究チームは、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、Go To トラベル利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。同チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内初。約2万8千人を対象に8月末から9月末にネット上で実施した。

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