俳優に復帰した高知東生が２０日、ツイッターを更新。１９日の投稿で、「俺が１７歳の時に母親が自殺した」と投稿したことで、身近な人を自殺で亡くしたという人たちからコメントがたくさん届いたことを明かした。

　高知は「母親の自殺についてツイートさせて貰ったら、身近な人の自殺を経験している人がコメントを寄せてくれ、沢山いることを知った」と、同じ様な悲しい体験をした人からコメントが多く届いたと打ち明けた。

　「俺は今まで俺以外にそんな経験をしている人を知らなかった」ともつづり「なぜだろう？と良く考えたら、俺、芸能界にいた時は母親を『交通事故で亡くした』と嘘をついていたと思い出した」と振り返った。

　うそをついていた理由については「一つは自分が母親に見捨てられたようで惨めだったんだと思う」とも投稿した。

　そして「よく辛い時、逆境の時、死にたいと思う時『誰かに相談すればよかったのに』と言われる」とコメント。だが「人は辛い経験を共感のない人には相談しにくく、同じ経験をした人とは分かち合うことができるんだと思う」と自らの体験を重ねた。

　「俺も嘘をやめて初めて家族の自殺体験を分かってくれる人達と出会えた」と、自身の体験を共感してくれる人達との出会いに感謝し「これまで俺は人が誰にも相談できないような経験を沢山してきた。やらかしてもきた。ここに俺の役割があると感じている」と、自身の存在意義も示していた。