吉村知事 Goto大阪なら「ホテルでPCR検査も検討中」

 大阪府の吉村洋文知事(45)が21日、大阪府庁で会見し、22日から始まる政府の観光支援事業「GoToトラベルキャンペーン」に関連し「大阪の『いらっしゃいキャンペーン』は(終了期限の)7月31日を延長すべき」と見解を示した。

 理由について知事は「今、大阪市と最終の方向性を確認しているが、『いらっしゃいキャンペーン』と『GoTO-』を重ねて使えるようになればお得になる」と説明。延長期限は「確定していない」とした。

 「大阪の人・関西の人いらっしゃい!キャンペーン」は31日まで、2府4県在住者が大阪府内施設提供のキャンペーン対象宿泊プランを利用すれば、1人1泊で2500円分の電子マネーが還元される(2連泊まで。20万人限定)。知事はこの期間を延長することにより「『GoToは9月以降は50%が補助される。(『いらっしゃい』は)それに上乗せして1人1泊につき2500円の補助が出る。合わせるとかなりお得になる」と、「GoTo-」と「いらっしゃい-」を両方使える政策を調整中とした。

 また、旅行者が大阪で感染するリスクについて「ホテルで唾液によるPCR検査を実施できるよう、体制を検討している」と話し「医師の判断によって検査ができるが、そのトリアージ(優先順位)をどうするかなど、課題を検討して主要ホテルから始めていきたい」とした。

 新型コロナウイルス感染者は全国で増加局面にあるが、知事は「移動そのものが感染リスクになるわけでない。大事なのは移動した先で何をするか。夜の店などに行く場合は、対策を取った店を選ぶなどリスクを避けていただきたい」と話した。

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