ラサール、芸能人が検察庁法改正案に抗議するのは…「みな怒ってる、補償もしてくれと」

 タレントのラサール石井が12日、フジテレビ系「とくダネ!」で、芸能人・著名人がSNSで「#検察庁法改正案に抗議します」と投稿し盛り上がりを見せていることに「ステイホームのデモ」と語った。

 番組の取材にリモートで答えたラサールは、芸能人が今、なぜこれだけ政治的な問題に声を上げているかということについて「今、みんな怒っている。コロナのこの状態に。政府にももっとちゃんとしてくれよっていう気持ちがあると思うんですよ。補償もしてくれよと。その怒りもちょっと火を付けた」と、新型コロナで自粛を余儀なくされているが芸能・文化的なイベントなどには補償もない状態が続いていることも要因の一つと分析した。

 今回の法案改正は、検察官の定年を現在の63歳から段階的に65歳に引き上げ、内閣が認めれば最長3年まで延長が可能というのが大きなポイント。これにもラサールは「もっと時間をかけてコロナをやってからでも全然間に合う。緊急な法案ではないと思う」とも訴え、今急いで改正するものではないと主張。

 今回のSNSで反対の意思がこれだけ広まったことに「要するに、自粛中の、ステイホームのデモだと思っていて。600万ツイートと言われてますが、話が6分の1だとしても100万の人間が国会の前に押しかけて声を出していれば、国会で野党の人が『見て下さい、聞いて下さい、あの声を』と言えるじゃないですか」と、国会前に行けない人たちがSNSでデモを行ったと分析した。

 また芸能人の多くが政治的な発言を行うと“黒幕説”が流れることに「事務所が言わせているなんてまずあり得ない。黒幕がいるなんてそんな馬鹿なことがあるわけない」とピシャリ。「こういうハッシュタグが盛り上がるときは、みんながその気持ちにならないとこれだけ盛り上がらない」とも語っていた。

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