蓮舫氏 菅氏の「洗えば20回使えるアベノマスク」に「知りたいのは科学的な有効性」

 立憲民主党の蓮舫副代表が10日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全世帯への布マスク2枚配布の事業予算が約466億円になることの費用対効果について菅義偉官房長官が「使い捨てマスク20億枚分の消費抑制になる」としたことに対し、「知りたいのは経済的効果ではなく、科学的に布マスクがコロナウイルスに有効かどうか」と指摘した。

 菅氏は布マスクについて「洗濯しながら平均20回使われれば、使い捨てマスク20億枚分の消費を抑制することになる。これは平常時のマスク需要の4~5カ月分にあたる」と説明。それに対し、蓮舫氏は「私が知りたいのは経済的効果ではありません、官房長官。科学的に布マスクがコロナウイルスに有効か、です。2人以上世帯は使い回しして洗剤で洗えばいいのですか?本当に?」と問い、「『感染拡大防止に一定の効果』と厚労省の説明ですが、本当でしょうか」と疑問を呈した。

 さらに、同氏は「108兆円規模 補正予算案の実質『真水』16・8兆円」と大きなギャップを示し、「どうしてここに終息後の旅行補助などを入れ、今求められるマスク増産、企業設備投資支援に重きを置かなかったのでしょうか」と提言。「政府は消費抑制などと布マスク配布の理由を語るより、税金再分配を医療体制の充足、福祉関係への手厚い支援、そして、生活が立ちいかなくなる個人事業主、フリーランス、中小零細企業、休業者への現金一律配布、ライフライン等働く方々への支援を迅速に行うことを」と訴えた。

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