カラテカ入江 吉本解雇翌日にもスーツ姿で講演会写真…3年前に会社経営者に

 お笑いコンビ・カラテカの入江慎也(42)が、今月4日付けで所属の吉本興業から契約を解消されていたことが6日、分かった。振り込め詐欺グループとの“闇営業”を吉本の所属タレントに仲介したことが発覚し、事実上の解雇となった。

 2014年12月にロンドンブーツ1号2号・田村亮ら同社の芸人が大規模振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、その仲介役が入江だったことを、7日発売の写真週刊誌「フライデー」が報道。吉本興業が入江に聞き取りをしたところ、仲介の事実を認めたため、「吉本興業および所属芸人のブランドを著しく傷つけた」として、契約解消に至った。

 同社によると、忘年会への出席は、会社を通さず直接ギャラを受け取る“闇営業”。入江は、相手が振り込め詐欺グループだとは「知らなかった」と説明したというが、「うちの会社は、絶対に反社会的組織との交流は許さない」と厳しい処分を科した。

 入江は芸能界のみならず、スポーツ界や一般企業の社長にまで顔が利く“入江コネクション(人脈)”で知られ、「友だち5000人」と豪語し、ビジネスやコミュニケーション能力に関する書籍を次々と出版。「お笑いの仕事してないですね」と冗談交じりに話すほど、最近ではお笑いタレントとしての顔よりも、スーツ姿で講演会を開く“講師”の印象が強かった。

 3年前には「イリエコネクション」というプロモーションやコンサルティングを扱う会社を立ち上げ、“会社経営者”としての一面を持っていた。

 インスタグラムなどによると、最近の講演のテーマは「みるみる距離が縮まる!入江流コミュニケーション」と題したものが多い。吉本を解雇された翌5日のインスタグラム(※現在は削除)にも高級ホテルで行われた「ライフアドバイザー・スマイルサポーター優績者交流会議」と題した交流会で講演していた模様をアップしていた。

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