ももクロ 今年も勝手に五輪応援!「ももクロマニア-」で9競技88人と異色コラボ
ももいろクローバーZが5日、千葉県・ZOZOマリンスタジアムで夏恒例のライブを「ももクロマニア -Road to 2020-」と題して開催し、スポーツとの融合をテーマにした異色ステージを展開した。パフォーマンス中や幕間に2020年の東京五輪で新種目となる競技や、同所を本拠地とするプロ野球・ロッテのOBらとコラボ。真夏の祭典を約200発の花火で華々しく締めくくり、モノノフ3万2483人を沸かせた。
昨年に続き、ももクロが“勝手に”五輪を応援する異色の夏ライブを開催した。
ステージ後ろでトランポリン選手がぽむぽむと跳ねた8曲目「Z女戦争」の後に、男子ハーフマラソンの号砲。リオ五輪カンボジア代表の猫ひろし(40)ら61人が歌声に背中を押され、会場の外へと飛び出していった。
2020年の東京五輪で新種目となるBMXや、3×3バスケ、スケボーの選手も登場。ももクロと9競技88人のアスリートが豪華コラボを果たした。
前日公演ではバスケ選手の協力でダンクシュートを決めたリーダーの百田夏菜子(24)は「夏になるとスポーツを見たくなると思ってもらえるライブになったらいいな」。高城れに(25)も「スポーツやりたくなる」と笑顔を見せた。
終盤にはメンバーがトロッコで外周を回るのに合わせ、ロッテのOB選手がステージに出現。元投手の小宮山悟氏(52)と渡辺俊介氏(41)、元サブロー外野手こと大村三郎氏(42)がメンバーのサイン入りボールを客席に“遠投&千本ノック”し、プロの飛距離を見せつけた。
猛暑を吹き飛ばすように、会場には高さ50メートル近い水柱が何度も噴射され、納涼を演出。初めて水着席を設けるなど、夏祭り感は年々増している。
生演奏を担当する「ダウンタウンももクロバンド」にはaccessの浅倉大介(50)、Do As Infinityの大渡亮(47)が新加入。全25曲で、4人体制となり、メンバーがより熱を入れてきた音楽的な進化を野外に響かせた。