ルビー・モレノ スキャンダル時代は「ブラックルビーだった」現在は4度目婚で幸せに

 90年代に大ブレークしたもののスキャンダルが発覚し一時芸能界を追放された女優のルビー・モレノが12日、フジテレビ系「バイキング」のインタビューに応じ、スキャンダル発覚当時の心境を「ブラックルビーだった」と振り返った。また現在は18歳の息子、同い年の夫と都内で暮らしている現状も明かした。

 ルビーは18歳で来日。92年にフジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」でブレークすると一躍有名人となった。だが当時の経歴を詐称していたことや、2度の結婚歴と隠し子もいたことが発覚し大騒動に。特に長女は脳性マヒという重い障がいを持っていることも分かり、反響を呼んだ。

 その後も多額の借金があることが報じられるなどスキャンダルは収まらず。ルビーは「芸能人は港区じゃないといけないという感じ。東麻布、麻布、六本木、白金…。独り暮らしでも25万円の家賃。頭金でお金なくなる」と散財クセは直らないまま、95年に無断でフィリピンに帰ってしまい、そのまま芸能界追放となった。

 「ちょうどそのときはワガママになってた時代。天狗だった。ブラックルビーっていう感じだった」と自分でも認めるほどのわがまま状態だったというが、フィリピンに帰国し、障がいを持つ娘と2年間を過ごせたことに「皆に迷惑をかけた。でもリズ(娘)と良い時間は過ごせたから」と後悔は見せなかった。長女は98年に10歳で他界したという。

 その後、所属事務所社長からの「ごめんなさい、ありがとうをちゃんと言えるようになれば」という条件付きで芸能界復帰。00年には現在の夫と4度目婚をして長男も授かった。長男は現在18歳。「人生で今が一番幸せ。息子もいていい旦那さんもいて、何もいらない」と落ち着いた様子で語っていた。

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