映画「テルマエ・ロマエ」に入浴中の老人役で出演したタレント・いか八朗（いか・はちろう＝本名近藤角吾＝こんどう・かくご）さんが２８日午前１０時３分、老衰のため亡くなった。８４歳。通夜は６月２日午後６時から、お別れ会は同３日正午から、ともに東京都練馬区小竹町１-６１-１の江古田斎場（唯心堂）で営まれる。喪主は所属事務所「Ｅｊａ９（いいじゃナイン）」の代表・山田大策氏。

　所属事務所の公式サイトでは入浴中のいかさんを描いたイラストとともに、訃報が伝えられた。文面からは事務所社長、スタッフのいかさんへの愛情が伝わってくる。【以下、公式サイト全文】

　いつも「いか八朗」を応援してくださっている皆様、所属プロダクション「Ｅｊａ９」で代表を務めております山田と申します。

突然の事でびっくりされる方もいらっしゃると思いますが、寂しいご報告がございます。

「かわいいおじいちゃん。」と皆様が可愛がってくださった、愛してくださった

いか八朗（本名　近藤　角吾）

５月２８日（月）１０時３分に息をひきとり、天国のテルマエに旅立ちました。

眠っているような安らかなお顔で呼吸と心臓が止まっていたそうです。

きっと天国のテルマエ（温泉）に浸かってヘイヘイホー♪とニコニコ歌っていたのかもしれません。

昨年までスタッフの皆様の愛情あるフォローのおかげでなんとかお仕事を続けさせて頂いて参りました。たくさんたくさん助けていただきました。

大好きなスクリーンの中では

「明るくてかわいい、いかさん」

でいることが出来たと思います、本当にありがとうございました。

そしてなにより、出演作品を楽しみに応援して下さっていたファンの皆様。

いか八朗にとって、マネージメントをする私にとってもご声援が力の源になっておりました。

感謝という言葉しかございません、本当に本当にありがとうございました。

６月２日（土）に通夜６月３日（日）にお別れ会を執り行います。御時間がございましたらいか八朗のお顔を見に来て頂ければ幸いです。

　　　Ｅｊａ９（いいじゃナイン）　　　　　代表　山田大策