大林宣彦監督 「がんごときで死ぬか」…キネ旬表彰式で、拍手浴びる
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「第91回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式が12日、都内で行われ、日本映画監督賞を受賞した大林宣彦監督(80)らが出席した。
がん闘病中の大林監督は、杖をつきながら登場。映画への思いを熱く語った後、「新藤兼人先輩は99歳まで映画をお作りになった。平和が続いて、私も長生きしているので、あと30年は映画を作りたい」と力強く宣言。
司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサーから「お体の具合は大丈夫ですか」と心配されると、「がんごときで死ぬかって思うでしょう」と再び言葉に力を込め、大きな拍手を浴びた。