乳がん手術の麻倉未稀、順調な回復と心境の変化を告白「いつどうなってもいいように…」
今年6月22日に乳がんで左乳房の全摘手術を受けた歌手の麻倉未稀(57)が14日、サンテレビ「午後キュン」に出演し、「3カ月でこんなに元気になるのは不思議だって言われています」と、順調な回復ぶりを明かした。
テレビ番組の企画で検査を受けて乳がんが判明した麻倉だが、実は「前の年に触っていたらしこりっぽいのがあった」という。発見されたがんは2カ所。ステージは2Aで、進行が遅い穏やかなタイプだった。
「最初はえっと思ったんですけど、一番困ったのは仕事が先々決まっていたので、仕事が一番心配だった」と、キャリアウーマンらしい思いを抱いた麻倉。手術前に仕事ができるめどがつき、安心したという。
現在は「同時に私は(乳房の)再建をしたので、2週間に1回くらい生理食塩水を注入しに行っている。来年シリコンに入れ替える」と説明。
「今までも毎日毎日を大切に生きようと思っていたけど、頼まれたことはすぐ何かをやるという形にしたり、いつ本当にどうなってもいいように一生懸命歌おうって、気持ちが全然違ってきた」と、術後の心境の変化を明かしていた。