香取慎吾「スマステ」最終回で涙浮かべ「残念」「申し訳ない」…笑顔作り感謝

 元SMAPの香取慎吾(40)が16年間司会を務めてきたテレビ朝日系「SmaSTATION!!」(土曜、後11・05)が23日、最終回を迎えた。長年コンビを組んだ大下容子アナウンサーと2人きりのエンディングのトークで、香取は「残念ですよ。とっても残念。ずっと続けたかった…」と涙を浮かべ、「(応援してくれた)皆さんに申し訳ないです。感謝してます」と懸命に涙をこらえた。

 香取は、番組終了の裏側も視聴者に明かした。「スマステ終了、って新聞に載った、って聞いて、『え?終わっちゃうの?』と」とメディア報道で終了を知ったと明かし、「8月12日にプロデューサーから終わります、って(直接)聞いた」と赤裸々に語った。そして「新しい道を進もうと思ったことによって……。どこまでも続けたいと思ってたスマステ終わってしまうことに、皆さんに申し訳ないです」と唇をかみしめ、「(スマステは)僕、香取慎吾を作った1つ。感謝してます」と涙をこらえた。

 この日の番組直前に草なぎ剛(43)から「最後がんばってね」とメールをもらったことを明かした。稲垣吾郎(43)からは特に連絡がないそうで、「吾郎ちゃん、見てるかな、スマステ終わるよ!」とテレビ画面に呼びかけ、笑わせた。そして「稲垣と草なぎと3人で新しい地図を作りまして、力になっていただく方々と作り上げていきたいと思ってます。みなさんと一緒に大きな地図に作っていけたらと思います」と今月8日にジャニーズを退社した稲垣、香取と作ったファンサイト「新しい地図」の言葉を用い、今後への思いを語った。最後は大下アナと抱き合った。

 最終回のゲストは友人でもある俳優・山本耕史(40)。「最後のゲスト山本さんで本当に…(よかった)。ありがとうございました」と声を震わせ、抱き合った。

 香取はこの日、午後7時40分、同局入り。駐車場に入る直前に待ち構えた約400人のファンの前に白いバンが止まり、中から黒ずくめの服を着た香取が姿を見せた。いったん車を降りると、ファンに笑顔で手を振った。コメントをすることはなかったが、ジャニーズ退所翌日の9日に続く“神対応”に、大歓声が響き渡った。

 「スマステ」は2001年10月にスタート。ジャニーズ退社3人組では唯一の生番組レギュラーだったが、16年の歴史に幕を閉じた。この日が699回。香取は最後に「700回…あと1回やりたかったな!」と叫ぶように語った。

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