フリーアナウンサーの小林麻耶が２６日、妹の小林麻央さんを２２日に亡くした後、初めてブログを更新した。

　「世界一愛しい存在」の妹を亡くした麻耶はショックな心境を包み隠さず明かした。「私の絶対的な味方で、一番の理解者。そんな存在がこの世からいなくなってしまった寂しさ、悲しさは計り知れません。正直、この現実を私は受け止めることができずにいます」と胸の内をつづった。

　３歳下の妹は「生まれた時から可愛くて可愛くて」仕方の無いほどの存在だったという。学生時代には明石家さんまが司会を務めるバラエティー「恋のから騒ぎ」にそれぞれ出演。麻耶がＴＢＳのアナウンサーになれば、麻央さんはフリーアナに。２００９年にＴＢＳを退社した後、麻耶が麻央さんと同じ事務所に所属するなど、姉妹で同じ道を歩んだ。かけがえのない妹を失い「もっと一緒にいたかった　もっと一緒に話したかった　もっと一緒に笑い合いたかった」とかなわぬ思いも明かした。

　一昨年に麻央さんのがんが発覚した後も、麻耶は明るくぶりっ子キャラで番組出演していたが、昨年５月に生放送中に体調を崩し、休業。その直後に海老蔵が麻央さんのがんを公表しており、実は心労だった。

　麻央さんが亡くなった翌日の２３日には都内でＪＦＮ系ラジオ番組「ＬＯＶＥ　ｉｎ　Ａｃｔｉｏｎ」（７月３日放送予定）の収録に参加。４月に輸血を受けて、病に立ち向かい続けた麻央さんの思いと感謝を代弁した。この日のブログでも麻耶は妹に成り代わり、激励してくれた人々に「たくさんの励まし、勇気、力をいただきました。心から感謝しています」と返礼した。