松井知事「喚問いつでも行きます」 籠池氏の「怒りを覚える政治家」指名に憤慨

 記者団の質問に答える松井一郎大阪府知事
 自身の証人喚問を強く求めた大阪府の松井一郎知事
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 籠池氏に証人喚問で「怒りを覚える政治家」として“単枠指名”された、大阪府の松井一郎知事(53)は24日、「欠席裁判をしないでいただきたい」と憤慨し、自身の証人喚問を開催するよう強く求めた。大阪府庁で記者団の質問に答えた。

 松井氏は「もう証人喚問で話したほうが早い。いつでも行きます」と訴えた。

 23日の証人喚問では、与野党議員の質問に籠池氏が「松井氏にハシゴを外された」などと答弁。これに松井氏は「自分で(府教育庁との)協議の場をぶち壊して、自分からハシゴを降りたんでしょ」と反論し「僕は何度も(喚問)に呼んでと言っているのに、自民も民進も共産も山本太郎さんも、僕のおらんとこで大阪府に責任あるかのような話をする」と非難した。

 ただ籠池氏に対しては「きのうはメチャクチャ頭にきたけど、一晩寝たら、逆恨みでも籠池さんが当たれるのは僕だけなのかなと思い、かわいそうになってきた」と語った。

 森友問題では、府の私立小設置認可基準の規制緩和も問題視されている。記者団から規制緩和に動いた当時の橋下徹前知事(47)も喚問を受けたほうがスムーズと問われると、松井氏は「橋下前知事も、自分も呼んでほしいと言ってますから」と述べ、2人で喚問を受けることに問題はないとの見解を示した。

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