淫行疑惑のため２１日に無期限謹慎を発表したお笑いタレントの狩野英孝（３４）が出演を予定していた「２０１７新春　爆笑！　お笑い祭りｉｎ橿原」が２２日、奈良県内で行われ、ハマカーン、キンタロー。ら出演者が狩野ネタを連発し、会場を沸かせた。

　出演できなくなった狩野の代役となったのはお笑いコンビの「ハマカーン」。前日に急きょ決定したことから、神田伸一郎（３９）は登場するや「チラシにも載ってないし、きょとんとしてる人も多いな～」と頭をかき、「何かあったんですかね～、聞いてみようかな。“スタッフ～”」と狩野のギャグで会場を沸かせた。

　その後も２人は「私の野生の勘では…」「１８歳未満はちょっとダメなんですけど」などと関連ワードを連発。会場は爆笑に包まれた。ライブの締めのＭＣでは「なんで狩野の代役にハマカーン？事務所も違うのに」と不思議そうに話すハマカーンの２人に、アンガールズの田中卓志（４０）が「ゲスな感じが。ゲスな感じといえばということで」と応じた。

　ほかの出演者も狩野を意識したネタを繰り出した。キンタロー。（３５）は十八番ネタの元ＡＫＢ４８前田敦子のモノマネで「私のことは嫌いになっても狩野さんのことは嫌いにならないでくださいっ！」と絶叫。お笑いコンビ「流れ星」のちゅうえい（３８）も「ラーメン、つけ麺、僕ちゅうえい」と狩野のネタに引っかけて自己紹介した。締めのＭＣでは出演者がそれぞれ、「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」を披露する場面もあった。

　狩野は写真週刊誌「ＦＲＩＤＡＹ」に１７歳の女子高生との淫行疑惑を報じられ、２１日に会見。無期限で謹慎することを発表した。