肺炎の歌丸が退院 21日に高座復帰へ
今月2日に肺炎のため横浜市内の病院に入院していた落語家・桂歌丸(80)が18日、退院した。落語芸術協会がデイリースポーツの取材に明かした。
歌丸は今月1日に東京・新宿末廣亭の「正月初寄」に出演後、体調不良を訴えた。同2日に病院で診察を受けたところ肺炎と診断され、入院していた。入院後はしっかりと食事も取っており、体調は回復。18日に退院した。
落語芸術協会によると、高座復帰は未定。ただ、歌丸自身は21日に神奈川・平塚市で開催される「平塚法人会 新春落語会」での復帰を希望しているという。
歌丸は昨年12月にも過労のため、持病の肺気腫が悪化し、同14日の定期検診で息苦しさを訴えて、軽度の肺炎と診断されたためにそのまま入院。同21日に退院。翌22日に高座復帰を果たしたが、25日の落語会で「21日にお医者さまと半分ケンカをして出て参りました。医者は退院してはダメだと言うんですが、無理に退院してきました」とドクターストップを振り切っての退院だったことを明かしていた。楽屋には酸素吸入器を持ち込んでいた。