アンジュルム相川 パニック障害で活動休止「偏見減らして闘いたい」
女性9人組アイドルグループ・アンジュルムの相川茉穂(17)がパニック障害のために活動を休止することが12日、分かった。所属する「ハロー!プロジェクト」のホームーページで11日夜に発表した。活動再開時期は未定。
関係者によると、相川は、緊張しやすい性格で、「ハロー-」のオーディション時に、帰宅途中に疲れ果ててしまったこともあったという。アンジュルム加入後も、頭痛、めまいなどの症状を訴えることがあった。最近になって、症状が強く出ることが増えてきたため医師の診察を受け、パニック障害と診断された。
相川は1月2日から行われた「ハロー!プロジェクト」のコンサートにも出演していたが、公演中にも症状が出ることがあったため、再度診察を受けた。「しばらくの休養・加療が必要」と診断され、活動休止を決定したという。
相川は自身のブログでも活動休止を報告。以前から呼吸困難、吐き気、恐怖感などの症状があり、ステージなどでも発作が起きたことも明かした。
「沢山迷惑とご心配をおかけする事になってしまい、ごめんなさい」とメンバー、ファン、スタッフらに謝罪。一方で「『パニック障害』というと少し偏見があるかもしれないのですが、脳の病気でもあるので、その偏見を少しでも減らして私と同じパニック障害の人達とも一緒に闘っていきたい」と同じ悩みを持つ人を勇気づけたい気持ちも明かした。
今後は治療に専念し、毎月、症状の経過をみながら、医師の診断を仰ぐという。活動再開に関しては、未定となっている。