【紅白】初出場の宇多田 8年ぶり生歌唱、ロンドンから中継で出演

 「第67回NHK紅白歌合戦」(31日、NHKホール)

 初出場となる宇多田ヒカルは、ロンドンのメトロポリススタジオからの中継出演となった。登場直後は、暗闇の中で顔だけが写っていたが、途中から照明が入り、全身が画面に映し出された。右肩だけが露出した黒のニット姿の宇多田は、マイク一本でフルバージョンを切々と歌い上げた。

 同曲が主題歌となったNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務めた高畑充希はこの日、審査員として観覧。「私はみんなのクランクアップを見送っていたんですが、この曲が流れる中で花束を贈ってきました。最後に、自分がこの歌が流れる中で見送られるときは、感極まりました」とエピソードを明かし、「(宇多田が)お母さまのことを思いながら書かれた曲と聞いています。より歌詞が心に響いてきました」と話した。

 歌唱後、司会の有村架純から間奏を問われた宇多田は「大変貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました」と笑顔。高畑から「お久しぶりです、高畑です。すごく素敵でした」と語りかけられると、「あっ!」と驚いた様子で「ありがとうございます。今年はご縁があってすごくうれしかったです」と話した。

 宇多田の生中継でのテレビ出演は2000年3月の日本ゴールドディスク大賞での歌唱以来。生出演では、08年4月のテレビ朝日系「ミュージックステーション」以来だった。

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