木村拓哉 解散前最後のラジオで「ありがとう!SMAP」…ファンにも感謝

 31日をもって解散するSMAPの木村拓哉(44)が30日、TOKYO FMのレギュラー番組「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(金曜、後11・00)の最後に、「ありがとう!SMAP!」と語った。1曲目は感謝の気持ちを伝えるSMAPの「ありがとう」(06年)。26日に最終回を迎えた「SMAP×SMAP」(フジテレビ)や、署名活動をしてくれたファンへの感謝の思いも伝えた。

 解散前最後の番組はファンへの思いを届ける楽曲「ありがとう」で始まり、メンバーへの「ありがとう!SMAP」で締めくくった。SMAPは5人それぞれが冠番組を持っている(草なぎ剛と香取慎吾は2人で1番組)が、解散後もSMAPの4文字が残るのは木村の番組だけ。木村はリスナーから「来年以降もタイトル変わらずなんて涙です。ありがとうございます」とメッセージが届いたことを紹介し、「そう、壁は自分なんですよね」としみじみ語った。

 「スマスマ20年9カ月お疲れ様でした。思い出は?」という質問には、「本当にスマスマに関してはたくさんのメッセージをいただきまして、ありがとうございます。番組が始まったのは1996年。『ロングバケーション』の第1話がオンエアの時にスマスマが始まるというタイミングだったんですけど。最初は自分がどう存在していいか、分かんなかったですね。ちょっと責任としては大きかったかな。自分たちの名前がリフレインされてる番組ってのは」と振り返った。

 「ちょっと世の中を騒がしてしまうようなこともあったじゃん。その後のうちら(SMAP)を届けてくれたのが、スマスマだった。ただにぎやかで楽しくやってきた番組ではなかったので、ものすごい大きな感謝がありますね」と、01年の稲垣吾郎の逮捕や、09年の草なぎ剛の逮捕時を示唆しながら、感謝の思いを伝えた。

 「来週のワッツ(同番組)の時には…ね、変わってんのかな。自分も分かんないですね。今までは普通に年が明けて、明けまして…というワードだったんですけど、今回の新年はもう一つ意味があるな、と。まあ、この番組のタイトルもそうなんですけど、大切にしたいな、というのはブレずに。そんな勇気を持って進んでいきたいと思います」と解散後も変わらない気持ちで前に進むことを明かし、「たくさん署名をいただいたりとか、全てのことに対して一言だけ、失礼します」と切り出すと、一呼吸おいて「ありがとう!SMAP!」と力強く語った。

 この日オンエアされた2曲目は「夜空ノムコウ」、同3曲目は「世界に一つだけの花」、最後の4曲目は91年のデビュー曲「Can’t Stop!!-LOVING-」だった。

 木村は冠からSMAPの文字を外さない理由について、16日の放送で「『Sad(サド) Maso(マゾ) Assemble People』っていう意味も含まれているんですね」などと解説していた。

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