吉本新喜劇の島木譲二さん ボブ・サップらと異業種共演多数
上半身裸になって自らの胸を連打する「大阪名物パチパチパンチ」や、灰皿で頭を叩く「ポコポコヘッド」など体を張ったギャグで吉本新喜劇の屋台骨を支えてきた俳優・島木譲二=本名・濱伸二=さんが16日午前9時6分、脳溢血のため入院先の大阪市内の病院で亡くなった。72歳。所属の吉本興業が発表した。兵庫県尼崎市出身。2011年から体調不良で休養していた。
島木さんは、新喜劇の舞台で有名アスリートとも“共演”を果たしてきた。
2003年6月には格闘家のボブ・サップがお笑いの殿堂に初登場。島木さんはサップとともに、パチパチパンチ、ポコポコヘッドを披露して観客を沸かせた。06年3月には吉本と業務提携していたプロ野球・オリックスの選手が登場。当時、チームに在籍していた清原和博氏が「本当にすごく楽しみにしてました。島木さんの頭も叩かせてもらいましたし、これでバッティングが良くなれば最高です」と共演を満喫した。
